忙しい社長が「今すぐ手放すべき仕事」10選|コア業務に集中して成果を出す秘訣

「忙しい…でも任せられる人がいない」「細かいことに追われて、本来やるべき仕事に手が回らない」
そんな悩みを抱える経営者の方は少なくありません。
中小企業やスモールビジネスでは、社長が何役もこなすのが当たり前。
でもそれ、本当に社長がやるべき仕事でしょうか?
この記事では、「社長が今すぐ手放すべき仕事」を10個厳選し、自分しかできない“コア業務”に集中するためのヒントをご紹介します。


はじめに|その仕事、本当に社長がやるべき?

経営者の“時間の使い方”が会社の未来を決める

会社の成長は、経営者の「時間の使い方」に直結しています。
戦略立案・意思決定・組織の方向づけといった“経営そのもの”に集中できるかどうかが、会社の未来を左右するのです。

しかし現実には、請求書の作成や会議設定、社内からのちょっとした問い合わせ対応など、こまごまとした業務に時間を取られていませんか?
これらは「やればできる」けれど、「やらなくてもいい仕事」。
むしろ社長が手を出すことで、組織全体のボトルネックになるケースもあります。

経営者にとって最大のリスクは、忙しさに慣れてしまい、「何に時間を使っているのか?」の感覚が鈍ること。
時間がない=判断の質が下がる=会社の動きが鈍くなる、という悪循環を生み出してしまうのです。

無意識に抱え込んでいる業務の正体とは?

「これは自分でやるべきだ」「任せた方がかえって面倒」──そんな思い込みから、実は多くの業務を無意識に抱え込んでしまっています。

とくに以下のような仕事は要注意です。

  • 頻度が高く、内容はルーティン
  • 誰がやっても成果が大きく変わらない
  • 社長でなくても判断できる
  • 後工程に影響しにくい

これらは“手放していい仕事”の典型例。
もし業務の棚卸しをしていないなら、一度「この作業、本当に自分しかできないか?」と自問してみてください。
案外、「自分がやっているから回っている」と錯覚しているだけかもしれません。


今すぐ手放すべき!10の業務リスト

「これ、自分でやらなくてもいいのでは?」
そう感じる業務は意外と多いものです。
ここでは、経営者が今すぐ手放すべき10の業務をピックアップしました。
これらを見直すことで、あなたの時間とエネルギーを本当に必要な業務に集中させることができます。

1. 経理や請求書発行などの定型業務

定型的な経理処理や請求書発行は、オンライン事務代行に委託すれば正確性と効率性を両立できます。

2. スケジュール調整・会議設定

会議の日程調整やスケジュール設定は、オンライン事務代行に依頼すれば、煩雑なやり取りを軽減できます。

3. 社内の問い合わせ対応

よくある社内の質問や依頼も、オンラインで対応できる範囲なら委託可能。チャットでの一次対応も代行が担えます。

4. 営業リスト作成・顧客情報の整理

営業リストの整備や顧客データの整理などの事務処理は、外部スタッフに任せることでスピードも精度も向上します。

5. SNS投稿や簡単な広報作業

テンプレートに沿ったSNS投稿や告知文の作成は、オンライン事務代行でも対応可能な範囲です。

6. 勤怠やシフト管理

勤怠データの入力や集計、シフト表の作成も外注化できる業務のひとつ。自社ツールとの連携で効率化できます。

7. メール一次受けや振り分け対応

日々のメールの一次確認や分類対応は、オンライン事務代行に任せることで本当に必要な対応に集中できます。

8. 備品の在庫リスト作成や発注依頼書の整備

実際の発注は社内対応でも、リスト整備や依頼書作成は事務代行に任せて負担を減らしましょう。

9. 社内資料の作成・整形

見た目を整える、体裁をそろえるなどの事務作業は、委託先にまとめて任せた方がスムーズです。

10. 採用候補者との日程調整や初期対応

応募者との連絡や日程調整といった採用の初期対応は、オンラインで完結できるため委託に最適です。


コア業務に集中するためのマインドセット

「全部自分でやった方が早い」のワナ

「頼むより自分でやった方が早い」と感じたことはありませんか?
その“ついで仕事”を積み重ねることで、本業に集中できなくなっているのが実情です。
時間は有限で、社長の1時間は会社にとって何倍もの価値があります。
「経営者の仕事=選択と集中」という視点を、今一度見直してみましょう。

意思決定こそ、社長の仕事

経営の最大の役割は「判断すること」。
日常業務に時間を奪われて視野が狭くなれば、判断のスピードと質も低下します。
信頼できるパートナーに任せるという選択こそが、成果を生み出す経営スタイルです。


時間を生む具体的なアウトソース先とは?

オンライン事務代行に任せられる業務の例

請求書の発行、会議調整、メール振り分け、SNS投稿、資料作成など──
オンラインで完結する業務は、事務代行に任せることで高効率に回すことができます。
社内リソースを使わずとも、的確に業務を進められる体制をつくることが可能です。

委託で不安を減らす“情報整理のコツ”

委託の不安は、「どう伝えるか」を整理することで解消できます。

  • 頻度と優先度の見える化
  • フォーマットの共有
  • 担当範囲とフローの明示
    これだけで、委託先との連携がスムーズになり、成果も安定します。

まとめ|手放す=経営力アップの第一歩

経営者は「多くの仕事をこなす人」ではなく、「本当に重要なことに集中する人」であるべきです。
請求書発行やスケジュール調整、資料整形など、誰でもできる業務は手放して、経営判断や戦略立案といった「社長にしかできない仕事」に時間を集中させることが、企業成長の第一歩です。
オンライン事務代行は、まさにその実現を支えるパートナー。
自社のニーズに応じた業務委託をうまく活用すれば、時間も心も余裕が生まれ、経営に余白と推進力が加わります。
あなたが“本当にやるべきこと”に集中する環境づくり、今日から始めてみませんか?

みずのわSupportでは、1人社長〜30名規模ほどの法人さまを中心に、バックオフィス業務のサポートを行っています。
ご相談内容を確認のうえ、3営業日以内にご返信いたします。

受付時間:9:00〜17:00[土・日・祝日除く]

「何から頼んでいいかわからない」「とりあえず話だけ聞いてほしい」という段階でも構いません。
ご希望の業務内容や気になる点を、フォームにご記入のうえ送信してください。